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ダイレクトボンディングハンズオンコース
先日、審美歯科界で著明な青島徹児先生のダイレクトボンディングハンズオンコースを受講してきました。青島先生のセミナーは、1年待ちは当たり前でベーシックとアドバンスコースを足掛け2年でマスターしてきました。
この治療法は、歯にナノサイズのセラミック粒子が入っているハイブリッドコンポジットレジンを使用して口腔内に直接充填する最新の審美治療です。
単純に詰める処置なのですが、色彩的・形態的・解剖学的・機能的・適合性など、削る前や虫歯になる前の歯に限りなく再現させる精密治療、審美治療のひとつです。
虫歯が大きければ歯を削る量が多くなってしまい、被せ物や詰め物などの型をとる治療方法となりますが、ダイレクトボンディングは歯に直接詰め物を作る為、必要最小限な形成量で済みます。
そして欧米では、1日でできる審美治療として数年前よりトレンドとなっており、少数歯であれば基本的にその日のうちに完了することができます。
審美治療は、上記に挙げた全てのバランスが調和しなければなりません。そのため患者さんから満足が得られるかどうかは、わたしたち術者のスキルやセンスに委ねられるところが大きいです。これらの審美的ルールを把握し、今回学んだことを患者さんに還元できるようさらに研鑚を積みたいと思います。