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ITI Congress Japan Tokyo 2018
近年のインプラント治療を取り巻く環境の変化とともに、科学的根拠に基づくインプラント治療の重要性が改めて見直されています。
今回は、初台GT歯科がメインで使用しているインプラントメーカーITI(straumann)の学会に参加してきました。
Straumannは世界のインプラント市場でナンバー1のシェアをもち、世界で500万人以上の患者さんがストローマンインプラントによる治療を受け、患者さんのQOLを向上させています。
トピックスとして
① 超低侵襲の手技方法
② 審美・インプラント治療の最前線
③ 口腔内スキャナーの臨床応用:検査・診断・ガイデッドサージェリー
④ Drとアシスタントとのインプラント治療における連携
などを学び、新しい見識を得てきました。
自分の考えとして、天然歯やインプラント補綴において審美性を追及するあまり、「清掃性」や「長期予後」のそのしわ寄せがいっては本末転倒であると思います。
歯科治療の主たる目的は、何らかの理由で問題が生じた歯や歯周組織の回復と、それらの予防です。
最初に考えなければならないことは、「歯の役割」です。歯の役割とは、「摂食」、「発音」、「審美」とされています。その中でも「摂食」と「発音」は、ヒトが生きていくうえでもっとも基本的な作業であると思います。長期的に良い予後をもたせるためにも、機能性や清掃性などにも目を向けなければと日々思い、考え、そしてその理想に努めていきたいです。